11 8月 幸せを呼ぶ結婚式のモチーフ
結婚式で使いたい『幸せのモチーフ』
世界には愛や幸福を象徴するモチーフがたくさんあります。
結婚式で使いたいモチーフには、それぞれどのような由来や意味が込められているのでしょうか。
ナチュラルな雰囲気のお花や葉っぱ
四葉のクローバー
幸福のシンボル、魔除けの力が宿っているとされています。中でも珍しい四つ葉のクローバーの4枚の葉には、「愛情・健康・富・名声」という意味があり、この4枚が揃うことで「真実の愛」と表し、より強い力があると信じられるようなったそうです。
すずらん
「幸福が訪れる」「幸福の再来」「純潔」「純愛」「希望」「意識しない美しさ」「愛の告白」とうたわれ、「愛する人への贈り物」として親しまれてきた可憐な花です。
またフランスでは5月1日を「ミュゲの日」とも呼ばれるすずらんの日として、愛する人や親しい人にすずらんを贈る習慣があり、贈った人も贈られた人も幸せになるという言い伝えがあります。女性から男性に贈ると「愛の告白」を意味します。
オレンジブロッサム
ギリシャ神話では、ゼウスがヘラに贈ったお花とされています。それ以来ヨーロッパでは結婚式のときに花嫁がオレンジブロッサムの花冠をするようになりました。そのため、オレンジには「花嫁を守り、しあわせに導く力がある」という言い伝えがあるのです。花言葉は「花嫁の喜び・純粋・愛らしさ」。
繁栄と多産のシンボル、結婚式にはふさわしいモチーフです。
縁起の良い動物たち
鳩
古来より、「大空・天国」を現す象徴として人々から愛されています。
平和と幸福を表す動物でよく知られていて、愛を象徴する動物のモチーフのひとつでもあります。
鶴
日本では縁起のいいものとして有名な鶴は、亀と同様「長寿の象徴」です。また夫婦仲がよく一生を添い遂げることから「夫婦鶴」とも言われています。
てんとう虫
日本では下から上へと移動するてんとう虫の習性が、お天道様に向かって移動しているようだと呼ばれ、縁起のいい虫とされてきました。
うさぎ
欧米では子沢山なウサギにあやかって、「子孫繁栄」「子宝に恵まれる」といった縁起のいい動物だとされています。
長い耳は福を集め、坂をのぼるのがとくいなことから「とんとん拍子に物事が進む」といった意味もあり、また元気よく跳ねることから、「困難を乗り越える」「飛躍」といった意見があるそうです。
他にも素敵なモチーフいろいろ
ハート
愛情や幸福を象徴するもので、恋愛成就、永遠の幸福、幸せな結婚への願いなどの意味が込められています。
クロス
起源は旧石器時代、「土・水・火・風」の4元素で、十字架はキリスト教のシンボルでもあります。
クロスは天と地の交流の象徴であり、生きる力の象徴とされ、身に着ける人を災いから守ってくれるといわれています。
鍵
富や健康、繁栄を呼び込むシンボル。幸福・希望や可能性の扉を開くという意味から、ヨーロッパでは魔除けや幸運のシンボルとしてアンティークな鍵を身につける習慣があったそうです。「互いが相手の心を開いてくれる」という意味もあり、隠し事のない円満な夫婦生活の象徴でもあります。
羽
東西を問わず、古くより昆虫や鳥の羽の役割の通り「上昇・飛躍」を意味しています。ウェディングでは、「輝ける未来への飛翔」という意味が込められています。
リボン
人と人との絆・・・深く結びつけ、願いをかなえるという意味があります。特にウェディングでは、ふたりの強い絆と家族の深い結びつきを象徴しています。
いかがでしたか?
由来や意味を知ることで、楽しみも増え、感動も倍増することでしょう。
テーマを決め、装飾にこだわった場合には、そのモチーフの由来や意味をゲストに説明してもらうことで、ゲストも納得でき、より深い印象の結婚式となるでしょう。
たくさんある中から選んだモチーフで、おふたりらしい素敵な結婚式にしてくださいね。
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