エンドロールでさらに感動のクライマックスを!

エンドロールでさらに感動のクライマックスを!

 

未来へつなぐエンドロール


エンドロールは新郎新婦が退場した後にゲストの名前を流すものです。
多くの場合単に名前を流すだけでなく、新郎新婦からゲストへのメッセージを入れたり、結婚式のメイキング映像のような作りにして、これまでの感謝の意を表すことができます。
エンドロールは「今日の日の感謝」そして「未来への夢や希望」を伝える手段として、大切な一日のしめくくりに使われることが多くなってきました。

エンドロールで良かった演出

最近は少人数(50人~80人位)の結婚式が主流になっていますので、招待されたゲストの方達は新郎新婦に近い存在。
新郎新婦とゲストとの今までの楽しい思い出の写真、全てのゲストとの関わりがある写真を並べて、出席者の名前をエンドロールで流し『ゲスト参加型』のエンドロールを会場に流す事で、ゲストは自分との写真はどんなのが流れるのかな?と楽しみに注目します。
また思い出深い写真が出てくると感動したり、会場の雰囲気がとっても温かく感動的な雰囲気になることでしょう。

エンドロールで注意することはある?

エンドロール内で表示させるゲストの順番も、目上順にするか、新郎側新婦側のゲスト順にするか、あいうえお順に配置するかなど暗黙のルールがあるので注意が必要です。
また、長いコメントだと、読むのにが大変で見ていて飽きてしまうこともあります。
ゲストをグループ分けして、コメントの内容や分かり易さに気をつけながら、できるだけ短い文章で伝えるようにしましょう。
しかし、結婚式に出席したゲストへの感謝の意味もあるので、コメントが短すぎるなど、グループによって偏りがないように注意して下さい。
すでに新郎新婦の退場後であるため、あまり長いと感動が薄れてしまいますので、音楽1曲分、およそ4分前後を目安に作ることをおすすめします。

 

列席の順番


大きな構成としては、「新郎様側のゲスト」→「新婦様側のゲスト」という順番で並べます。
そして、来賓・会社関係・友人・親戚・家族のグループ順にします。
職場関係者は、職場での役職順。ひとつの家族は「父・母・子」の順に。

敬称

基本的にはゲストの方に「様」をつけておけば問題ありませんが、ご家族に「様」をつけるかどうかを悩まれる方が多いようです。

家族への敬称

一般的にご家族には敬称をつけない方が多いようですが、それには新郎新婦「両家主催」の結婚披露宴なので家族への敬称はつけないという理由があります。
しかし、ご家族に敬称をつけない事が絶対ではありません。
新郎新婦主催の結婚披露宴だから、家族も「招待する」という位置付けで「様」をつけるパターンもあります。
ご兄弟がご結婚をされていて、一緒に暮らしていないなどの場合は、「招待する」という位置付けになるので敬称をつけます。

小学生以下のお子様の場合

「◯◯ちゃん」「◯◯くん」という表記でも良いでしょう。

 

結婚式終盤、感動の余韻中、さらに感動のクライマックスを!


結婚式を振り返り、余韻を感じるとともに、出席してくださった方々への感謝の気持ちをこめて、出席者の名前をスタッフロールのように流す演出が定番となっています。
このエンドロール、もう一手間かけて、出席者へのメッセージを入れ込む演出もとても素敵です。
一人一人にメッセージを考えるのは大変ですが、出会いの思い出や共通のエピソードを入れると感動が深まります。
さらに、他のカップルと少し違いを付けるならば、想い出をさかのぼって、最後に両親との想い出の写真、産まれた頃の写真を流す事で、さらに感動を盛り上げる内容になるのでオススメです。

 

コメント例


コメント例

  • 職場 これからもご指導のほどよろしくお願いいたします
  • 友人 スピーチありがとう リングピロー大切にするね 余興最高だったよ
  • 両親 産んでくれてありがとう
  • 親戚 遠方からありがとうございました

 

エンディングコメント例

  • 未熟な私たちですが どうぞこれからも温かく見守ってください 本日は 誠にありがとうございました 年月日 新郎新婦名前
  • 皆様からの 温かい気持ちを忘れずに 二人で力をあわせて がんばっていきたいと思います
  • 皆様に見守られながら この日を迎えることができて 心から幸せに思います
  • 本日はおいしがしい中 私たちのためにご出席頂きまして 誠にありがとうございました 心から厚くお礼申し上げます

 

まとめ


結婚式を終え感動の余韻の中、さらにひと手間かけて最高のクライマックスを演出しましょう。
表示させる列席者の順番や敬称に気をつけながら、ゲストへのメッセージを入れたり、結婚式のメイキング映像のような作りにして、見ていて飽きないようにしめくくりたいですね。
また、結婚式当日に撮影した動画や写真を披露宴の最中に編集して、その日の最後に流すといったライブ感たっぷりの演出も人気のようです。

伊与木 一吉
info@alohi-wedding.com
No Comments

Post A Comment